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WHAT'S 鉄鋼館

2015/6/27 福間創ソロ初ライヴ@鉄鋼館

鉄鋼館共鳴する

子音楽×ェロ×音響

LIVE IN HEAVEN

 

WHAT'S STEEL PAVILION

1970年に開催された日本万国博覧会(以下「万国博」)に、日本鉄鋼連盟が出展したパビリオン、それが「鉄鋼館(てっこうかん)」です。

鉄鋼館は近代建築の巨匠、前川國男の設計による鉄筋コンクリートの建築物。

来場者はまず「ホワイエ」と呼ばれる広大なエントランスホールに迎えられます。

 

 

 

広大なエントランス/ホワイエ

 

力強い鉄骨の柱が並ぶ壁面にはガラスが張られ、天井を見上げると、吹き抜け部分からは巨大な振り子「フーコーの振り子」が吊り下げられていました。

広いスペースには、彫刻家フランソワ・バッシェによる「音響彫刻」がオブジェとして展示され、人々は自由に触れて演奏し、ホワイエに響く音色を楽しんだといわれています。

ホワイエを抜けるとその先にある光の廊下に導かれ、いよいよ鉄鋼館の中心となる巨大な円形音楽ホール「スペースシアター」へと足を踏み入れます。

 

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音楽の殿堂/スペースシアター
 

外部の音を遮断して千個を超えるおびただしい数のスピーカーを天井・床・壁に配置したスペースシアターは、1970年当時最先端のエレクトロニクスを駆使して自在に音像をつくりだしました。

宇佐美圭司監修によるレーザー光線を用いた照明演出の中、武満徹、高橋悠治、クセナキスら現代音楽の巨匠達による音楽プログラムが演奏され、観衆はこれまで見たことのない音と光の世界を体験。世界中の著名な音楽家たちを招いてのシンポジウムやリサイタルも開催され、この音楽の殿堂を多くの人々が訪れたのです。

 

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万国博閉会後、長い時を経てEXPO'70パビリオンへ

 

万国博開催当時、鉄鋼館は恒久的なコンサートホールとして活用される予定でしたが、目立った活用をされないままこの地に40年近く建ち続け、その間エキスポタワーや万国博美術館等は解体され、ついに鉄鋼館が唯一残るパビリオンとなりました。

 

老朽化が目立ちはじめた鉄鋼館にも解体撤去の話が浮上しましたが、紆余曲折を経て2010年「EXPO'70パビリオン」として再生。約3,000点もの貴重な資料や写真、映像が一堂に集められ万国博の記念館として活用されることになったのです。

 

EXPO'70パビリオン開館とともに長年閉ざされていたスペースシアターも一般公開され、2012年からは当時演奏された上演プログラムの再現も観られるようになりました。21世紀の今、EXPO'70パビリオンは日本の現代音楽・電子音楽のルーツにふれる場所、万国博の情熱と空気を後世へ語り継ぐ場所として親しまれています。

 

※スペースシアターは2015年現在ホールとしては使用されておらず内部には入れません。当時の上演プログラムの再現などはガラス越しの観覧となります。

 

 

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